革靴を清潔に保つための内側のお手入れ
どうも革靴ぐまです
本日のテーマは革靴の内側のお手入れです。
革靴のお手入れって楽しくて集中するといつまでもやってしまいますが、皆様は内側のお手入れってどうしてますか?
アッパーのケアはきっちりしていても、内側がおろそかになってしまうことは多いと思います。
お気に入りの靴は10年、20年と長く履き続けたいもの。そんな男のロマンを実現するため、内側の汚れも綺麗にして相棒を気遣ってあげましょう。
必要性
「そもそも革靴の内側って手入れが必要なのか」という疑問があるかもしれませんが、少なくとも1年に一回程度はやったほうが良いと思います。(使用頻度にもよると思いますが)
というのも、1日靴を履くと足はコップ1杯分の汗をかくようで、その汗を受け止める革靴内部はどうしても湿気が多くなってしまいがちです。
そんな環境に靴下の糸くずやホコリがたまっていると雑菌が繁殖して臭いや、カビの原因になりますので気をつけたいところです。
かくいう私もつい先日インソールにカビを作ってしまいましたので、きちんと手入れしていきたいと思います。
ということで今回は革靴の内部の掃除をしていきたいと思います。
まずは、靴紐を外し靴をスタンバイ!
準備するもの
割り箸
ウエットティッシュ
輪ゴム
エタノール系の消毒液
ブートブラックのリッチモイスチャー(仕上げ用)
今回私は以上のものを用意しましたが、お家にあるものや手に入りやすいもので適宜対応していただけると良いと思います。
お手入れ開始
ホコリや糸くずなどの繊維を取り除く
まずは、手の届く範囲はウエットティッシュを使い手で汚れを拭き取ります。
その後乾拭きしますが、拭きすぎるとびしょびしょになってしまうので気をつけましょう!
つま先の奥の方は割り箸にウエットティッシュを巻きつけ輪ゴムで固定したものを利用し、内部の溜まった汚れを拭き取っていきます。
こんな感じ(写真撮るとき輪ゴムつけ忘れてました笑)
このとき歯ブラシを使用すると隙間の細かいゴミも搔き出せるので、「もっと徹底的に掃除したい」という方には良いかもしれません。
ちなみに今回は軽くホコリが取れた程度で、そこまで汚れは溜まっておりませんでした。日頃の手入れが効いているのでしょうか笑
除菌
革靴内の汚れを取り除いた後はエタノールで除菌します。
雑菌は臭いの原因になりますので、ウエットティッシュにエタノールを染み込ませてさっと拭いていきます。(ごく少量で良いと思います)
その後ささっと乾拭きしたのでシミ等もつきませんでした。
カビが気になる方には前回紹介したMモウブレイのモールドクリーナーをスプレーすることで対策になります。
アルコール除菌よりも効果の持続が長いという特徴もありますのでおススメです。
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ただし、モールドクリーナーを使用する場合は使用後にそのまま数日間乾燥させることが推奨されていますので、ご注意ください。
仕上げ
内部のゴミが除去され綺麗になったところで、ついでに内側の革にも栄養を与えたいと思います。
今回はブートブラックのリッチモイスチャーを使用します。
アーティストパレットの記事で勉強したアルガンオイルが使用されており、高い浸透性と保湿効果は折り紙つき。
オーガニックアルガンオイル配合Boot Black ブートブラック リッチモイスチャー(日本製)ツヤ革靴の保革・ツヤ出しクリームコロンブス《Boot Black》正規取扱店 価格:3,240円 |
なんとも革に良さそうなプルプルのリッチモイスチャーを指に取り、インソールなど屈折でダメージがかかりそうな部分を中心になじませていきます。
スッと浸透していきますので、塗りすぎてしまわないよう少量ずつを意識して塗っていきましょう。乾燥や擦れが気になる部分に特に効果がありそうので踵の擦れが気になるところにも塗り込みました。
少し時間を置き、リッチモイスチャーが充分に浸透した頃合いにクロスで乾拭きして出来上がり。
インソールが輝いております。
奥の方が全然映らなくて申し訳ございませんが、個人的には満足。
最後に
こんな感じで革靴内部をお手入れしてみましたが、今回はホコリが少量ですが取り除けました。この靴は半年前に内部のケアをしたからこの程度の汚れだったのだと思います。
お手入れの頻度としてはそれほどマメにする事もないかとは思われますが、気になった時や時間がある時にさっとやってしまうと安心できますね。
私は靴の状態を見ながら年 1、2回程度を目安に考えております。
皆の革靴ライフの参考になれば幸いです。
と言うわけで本日はここまで!お付き合い頂きありがとうございました。
それでは皆さま明日も良い一日を