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革靴を履いたくま〜紳士になりたい〜ブログ

革靴ビジネスファッションが中心

たまには気分を変えてツーシームはいかが?スコッチグレインのインペリアルⅡ

どうも革靴ぐまです。

 

今日も靴の手入れに勤しむ私です。

というわけで本日はこいつをメンテナンスしてみました。

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スコッチグレインインペリアルⅡのツーシーム

 

 

 

色味は黒っぽくも見えますがネイビー。

 

 

 

ツーシームはビジネスシューズとして王道ではございませんが、ここ最近ビジネスマンが履いているのをよく見ます。

 

 

 

 

他のデザインより少しモダンでスマートなイメージがありますので、その辺がサラリーマンに受けているのかもしれませんね。

繰り返しになりますが、ビジネスシューズとして王道のデザインではなく、カジュアルな印象がありますので、取引先の特に年配の方との商談などには向かないかもしれません。

 

 

 

そういった場面には、おとなしく黒いストレートチップやプレーントゥを履いていくのが無難だと思います。

 

 

 

 

しかし!

人間たまには、気分を変えてカジュアル目な足元で家を出たい時はあるものです。

そんな時にはツーシームなどは良いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

色味もネイビーであるところがお気に入り。

現在は結構濃いめのネイビーで遠巻きに見ると黒っぽく見えるのですが、最近はニュートラルのクリオームを中心に使用して、淡いネイビーに育てようと企んでおります。

 

 

 

 

 

いい感じに経年変化したネイビーシューズを休日に履いて出掛けてみたいのです。

 

 

 

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近くで見るとネイビー感はありますがもっと淡い色にしたい。

 

 

 

黒い革靴も良いけれどこういった楽しみがあるので、茶系を中心とした黒以外の革靴も良いですよね。

 

 

 

 

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横顔もシャープでお気に入り。

 

甲部分のデコボコしたシワも味があってとても良いです。

 

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後ろ姿はいかがでしょうか。

レザーソールの色味もアクセントになって素敵だと思います。

 

 

 

パーフォレーションは小さめの飾り穴で構成されていてこれもまたシャープな印象。

チャーチの存在感のある大きめの飾り穴も良いですが、こういうのもありですね。

 

 

 

 

 

アッパーに使用されている革ももちろんこだわってます。

 

※多分このカード

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フランスの有名タンナーアノネイのベガノエクストラカーフ

 

 

 

きめの細やかさではスコッチグレインのインペリアルプレステージラインには負けるかもしれませんが、柔らかい風合いが革好きにはたまらないと思います。

 

 

触った感じも柔らかく、もっちりしており上質な革であることに間違いないと思います。

 

 

 

やはりスコッチグレインさんは革の質にこだわっていると改めて思います。

 

 

 

この靴もより風合いのあるネイビーに育てていくためにどんどん履いていこうと思います。

 

 

といったところで本日はここまで。

 

 

それでは皆様明日も良い1日を。

革靴のヒール修理目安!スコッチグレイン匠ジャパンに依頼予定

どうも革靴ぐまです

 

まずは、本日の靴ショット

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スコッチグレインのストレートチップ

 

 

 

ネイビーのスーツに黒靴は鉄板ですね。

華やかめのネクタイを選んだ時は足下はブラックで引き締めると決めております。

 

 

ところでこの靴ですが、実は最近ヒールの擦り減りが気になっております。

 

 

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ゴム部分がだいぶ削れてしまっているのが分かりますでしょうか。

 

 

 

 

私はもう少しで積み上げに達しそうなこの状態をヒール交換の目安にしております。

 

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↑靴の外側が削れている部分がゴムで上の濃い黒色のゾーンが積み上げです

 

 

かかとの削れた靴は見た目も良くないですし、歩行時のバランスも悪くなり体にも良くない気がします。

 

 

積み上げが削れてしまうと追加料金がかかることもあるので早めが気になったら早めに修理に出しましょう。

 

 

さて、前回ヒール修理に出したのは確か昨年の5月なので、約1年くらいは持ったのでしょうか。

その時もスコッチグレインの匠ジャパンで修理していただきました。

 

 

 

仕様頻度は週に1回なので大体4、50回履くと交換時期が来る計算です。

(外回りの多い職場などではもっと早くなると思います。)

 

 

 

ということで、今回もスコッチグレインの匠ジャパンに修理を依頼しようと考えております。

 

 

 

1ヶ月ちょっと離ればなれになってしましますので、今夜は別れを惜しみながら

晩酌をしたいと思います。笑

 

 

また修理完了後にアップしたいと思いますのでお楽しみにー

 

 

それでは皆さん明日も良い1日を

チャーチのチェットウインド定期メンテナンス

どうも革靴ぐまです。

 

本日もお手入れした靴のご紹介です。

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英国の老舗チャーチのフルブローグ

 

チェットウインド

 

今回はアーティストパレットを使用しました。

 

 

www.kawagutuwo-haita-kuma.com

 

まだ半年も履いていないこの靴ですが、とても気に入っております。

 

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見よ、このド迫力のメダリオン&パーフォレーション!とても素晴らしいですね。

 

 

お気に入りのこの靴ですが、購入した時にショックを受けた点がありました。

 

 

それはこの初期キズ

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細かいですが糸のほつれでございます。(ここ以外にも一箇所あり)

百貨店で購入するときは気をつけないといけないと改めて思いました。

 

 

革質は良く全体的にはとても綺麗だったのですが、乾燥も見られたので長い間倉庫でストックとして眠っていたのでしょう。

他の百貨店でマイサイズの在庫がなかったこともあり、少し急いで購入したのが仇となりました。

 

 

とは言ってもこの子と出会ったのも何かの縁。気付いた時にはすでにトゥスチールを装着してしまった後でしたし、今は気にせず大切に履いております。

(ほつれがひどくなったら修理に出してあげるつもりです)

 

 

 

横顔

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横から見るとトゥの程よい丸みがエレガントな雰囲気を醸し出しているのが分かります。

 

 

 

後ろ姿

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バックからのアングルも抜群に男前です

セクシーかつどっしりと構えた余裕のある雰囲気。

 

 

靴の後ろ姿は他人からよく見える場所ですので、足元にこだわりたい人にはチャーチはオススメできる靴だと思います。

 

 

 

チャーチ純正のシューツリーを入れています。

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値段は1万円以上するので高価ですが、純正品はやはり魅力的で一つは持っておきたいですね。

素材としてシダーウッドが使用されておりますので、湿気対策にもなり重宝しております。

 

 

 

 

そしてこの靴、実は靴紐を蝋引き紐に変えております。

初期の靴紐のカスカス具合が気になったからです。(経年劣化していたのかな?)

 

紗乃織靴紐という日本の職人が手作りで作っているもので、丈夫さに定評があります。

そして、アンティーク仕様の金属セルと蝋引きの紐で高級感を出してくれるのでオススメです。f:id:Kuuuman:20190410230722j:plain

アイレットが5つのチェットウインドには70cmの物を選びました。使用してみたところ、長さはちょうど良い感じです。

 

とこんな感じで本日も革靴を愛でてみました。

 

 

それでは皆様明日も良い1日を。

今日もお手入れ!スコッチグレイン インペリアルプレステージ

どうも革靴ぐまです

 

 

月頭はサイクル的にお手入れが続きますが、本日もお手入れをしました。

今回メンテナンスしたのはこちら

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スコッチグレイン

インペリアルプレステージのストレートチップ

 

今回はクレム1925のブラックを使用しました。 

www.kawagutuwo-haita-kuma.com

 

革質的に少し磨くだけでナチュラルに光ってくれるので、楽しくお手入れさせていただいております。

 

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(ソールのつま先部分は結構削れてますね笑)

 

フランスのタンナー、アノネイのボックスカーフが使用されているということで、キメが細かく美しいです。

スコッチグレインでも他のラインの革質とは一線を画する存在感を放っております。

 

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これは購入時についてきたカードで、使用されている革の詳細が書かれています。

革靴好きにとっては嬉しい演出ですね。 

 

 

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磨くたびに、やはりスコッチグレインの上位ラインは上質な革を使っているなあと思います。

 

 

ちなみにスコッチグレインのすべての革靴にはシューキーパーが付属していますが、インペリアルシリーズから上のラインでは木製のシューキーパーにアップグレードされています。(それ以外はプラスティック製のシューキーパー)

 

 

調べてみると、木製シューキーパーの価格は8,640円(税込)ということなので、かなりお得でございます。

 

ヒール部分の切り返しもかっこよくてお気に入りです。f:id:Kuuuman:20190405225650j:plain

 

 そして今回は、コバのメンテナンスにもチャレンジ。

 

紙ヤスリで細かいキズを目立たなくなるよう削り、コバインキで色をつけて仕上げました。

 

コバ周りを整えると全体的に引き締った雰囲気になりますね。

 

 

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最後に後ろからのアングル(そろそろヒールの交換時期が近づいているようです。)

 

 

ヒール部分の縫い目も均一で丈夫に作られております。とても美しい。

 

スコッチグレインはヒールカップが緩いという意見も聞きますが、きちんとフィッティングすれば気になりません。(もちろん英国20万円クラスの革靴と比較すると、フィット感は劣ります)

 

しかし、フィッティングの初心者は大きめのサイズを選びがちで、ジャストサイズを選べない方が多くいらっしゃいます。

そういう場合話は別で、ある程度履いていくとインソールが多少沈み込み、それに伴い少しかかとの緩さが気になってくることはあると思います。

 

ですのでスコッチグレインの靴を選ぶときは、新品の状態で少し窮屈だと感じるくらいのものを選ぶことをおすすめします。(革靴全般に言えることかもしれませんが)

 

 

そこさえ気をつければ、コスパ最強の国産靴のひとつだと思いますので、ぜひお試しください。

 

それでは皆さん明日も良い1日を

年度始めは黒ストレートチップで決めたい!深夜からシャインオアレイン磨きました

どうも革靴ぐまです

 

さて、みなさん本日4月1日より新学期ということで新たな職場に出勤された方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

新元号も発表されたりと、なんだかワクワクしてしまいますね。

 

 

そんなふわふわした心を制御するため、黒のストレートチップで足元だけでも引き締めたい気分です。

 

 

しかし、なんと今日は雨が降りそうな気配。

 

 

そして、履こうと思っていた靴はレザーソール。

 

 

雨が降りそうな本日はレザーソルの使用は避けたいところ、

そんなこんなで雨の日用のシャインオアレインを取り出してみます。 

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黒のストレートチップです。

 

 

マットな感じが気に入っているこいつ。

でもなんだか、新年度初日の光り方ではないなぁ

 

 

新入社員のようにピカピカな気持ちで出勤したい。

そのためには靴だけでも光らせようと思い、このシャインオアレインを磨いてみました。

 

・・・結論から言うと失敗です笑

 

 

夜中に急に思い立って磨きだしたので、時間をきちんと確保できなかったことと、撥水レザーのマッドな質感に勝てなかったことが敗因です。

 

 

と言い訳はこの辺にして・・・

 

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トゥに黒色は乗りましたが、全然光ってないですね。笑

 

 

修行がたりませんでした。

 

 

しかし、トゥにだけ色を乗せたためいい感じのコントラストができてかっこいい♪

 

と、無理やりなポジティブシンキングで乗り切ります。

 

 

本日の教訓「シャインオアレインを光らせるのは難しい・・・しかし、困難だからこそ挑戦したくなるのだ。」

 

 

的な結論で無理やり締めさせていただきます。

いつもながら、中身のない更新で申しわけございません。笑

 

 

それでは皆さま明日も良い1日を

レザーソールのお手入れ

どうも革靴ぐまです。

 

「レザーソールのお手入れの方法がイマイチ分からない」という方は結構いらっしゃるんではないでしょうか?

とういことで、本日はレザーソールのお手入れを説明しながら行いたいと思います。

 

 

用意するもの

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左から

・ツーフェイスプラスローション(ブートブラック)

・クロス

・レザーソールコンディショナー(ブートブラック) 

・かっさ棒

 

レザーソールの状態確認

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うん、汚れてますね。

 

とはいえ靴底なのですから汚れていて当たり前です。

それ以上に気になるのが削れた革の毛羽立ち感。手で触ってみるとよくわかります。

革の潤いも足りなくなってきている状態だと思われますので、お手入れタイミングでございます。

 

 

汚れ落とし

まずはレザーソール表面の汚れを落としていきます。

 

 

ブラッシング

ブラシについてですが、アッパー用とソール用は分けて使用しております。やはりソールは土汚れが多いですからね!

 

私は古い豚毛ブラシをソール専門に任命してます。

 

 

小石を除去する

小石が埋まっていることがありますが、私は小さいマイナスドライバーでほじくり出します。ただ、ソールを傷つけないように慎重に、決して深追いしないことをオススメします。

 

 

クリーナーで汚れ落とし

私はアッパーにも使用しているブートブラックツーフェイスプラスローションを使います。

こいつをクロスに適量取って汚れを拭き取っていきます。

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少しなでるだけでこんな感じ。

 

やはり、靴底は汚れている笑

完璧を目指すと大変なので、大体綺麗になったと思たら次の作業に移りましょう

 

 

レザーソールコンディショナー

全体に塗り込んでいきます。

 

ペネトレイトブラシ等で塗布することが書かれていますが、私は指で塗っていきます。 

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見た目上変化はわかりずらいですが、ソールに潤いが戻った印象を受けます 。

 

 

 

 

 

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少しアップの写真

 

そして、少しなじませるため時間を置き

乾いた布で磨きます。

 

カッサ棒で毛羽立ちを整える

水牛の角で作られたマッサージに使用する道具なのだそうですが、レザーソールのお手入れにも使用できると評判です。購入するときにみた商品説明にも少しですが記載されてました笑

クロスを巻きつけて、ソールの毛羽立ちを整えていくイメージでこすっていきます。

 

 

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気持ちツヤが出ましたかね。

毛羽立ちがおさまり、小石で開いた穴ぼこも少しではありますが埋まってくれたようで触ってみるとツルツルとした感触になりました。

 

2年履いているため、汚れやダメージはみられますが、潤いが入ったことによりまた頑張ってくれそうな気がします。

 

最後に 

レザーソールのお手入れをやってみましたが、いかがでしたでしょうか。

正直アッパーのお手入れよりは地味で、わかりやすく光ってくれたりはしないですが、気になったときにメンテナンスしてあげることによりオールソールまでの期間を伸ばすことができるようです。

 

現に私も写真を撮りながら作業していましたが、あまりに変化が少ないのでとても不安な気持ちでした。笑

 

とはいえこれも革靴のため!レザーソールが乾燥しているということは歩いたときに削れやすい状態であると言うこと。

少しでいいのでソールの状態にも気を配ってあげたいですね。

 

 

ということで本日はここまで。

 

 

 それでは皆さま明日も良い一日を

エドワードグリーンのドーバー(1年ものの経年変化こんな感じです)

どうも革靴ぐまです。

 

本日は革靴のお手入れをしました。

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エドワードグリーン

ドーバーのラスト32でございます。(お手入れ前の写真忘れました笑)

何度見てもスキンステッチが美しい!なんとも魅力的な前方から見た面構え。 

 

 

メンテナンスについては月1回程度クリームを入れておりますが、先月は出番が少なかったため約1ヶ月半のぶりのお手入れ。先月の出動は4回ほどでしょうか。

 

 

前回はアーティストパレットを使用したので、今回は気分を変えてクレム1925のニュートラルで仕上げております。

 

 

履き始めて1年経過するので、細かいシワが入っている部分を中心にブートブラックのリッチモイスチャーで潤いを補給し、クラックの予防もしておきました。

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革靴は丁寧にケアすれば何年も履けるものですので、毎回は難しくても数ヶ月に一回はしっかりと栄養を与えてあげたいですね。10年以上履くことを目標に頑張って行きたいと思います。

 

 

現時点で約1年間、週1回ペースで履いた経年変化具合でございます。

 

 

特に甲部分の波打つ感じのシワ具合がお気に入りで、少しずつ味が出てきたんではないかと思います。

 

 

 

皆さんも気づかれたかもしれませんが、アイレットにシミがあります。

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外食した際についてしまったもので当時はショックを受けましたが、こうやってみると少しアンティークっぽくて渋い雰囲気も漂います。

(と思い込んでおります・・・笑)

 

革靴は履き込めば履き込むほど履きジワ、キズ、シミなどが増えていきます。その度 自分だけの革靴に育っていく感覚を楽しめるところが嬉しいですよね。

 

時間があったので、軽くソールのお手入れもしてみました。

 

クリーナーで汚れを軽く落とした後、ブートブラックのソールコンディショナーを使用しました。

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見た目はあまり綺麗でないので、今回は靴底の写真は省略!笑

 

やはり靴底は一番汚れやすいところでありますので、汚れを取るにしても限界がありますが、それでも定期的にソールに潤いを与えてやることで、レザーソールの消耗を軽減できていると思います。

 

ソールのつま先部分には購入時にスチールを装着してもらっています。

新品の革靴はソールが硬く返りがよくないので、とても削れやすいですよね。

ですので私は履き下ろす前にスチールを装着することにしております。

お店にもよるかと思いますがお値段は4,000円ほどです。

 

これを高く思うか安く思うかは人それぞれですが、つま先のすり減りを軽減する効果は確かです!

 

安心感が違いますので、レザーソールで高めの靴を購入した時にはご検討下さい。 

 

お手入れ後に全体をチェックしてみると、コバ周りにも細かいキズなどのダメージが見られますので、次回はヤスリがけに挑戦してみたいと考える今日この頃です。

 

最後に上からショット!

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というわけで本日はこんなところで、終了とさせていただきます。

中身のない話にお付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは皆さん明日もよい1日を

スエードの革靴をお手入れ!

どうも革靴ぐまです

 

皆さんはスエードの革靴はどのようにお手入れしてますか?スムースレザーとは全く違う手入れが必要になるので、

「いったいどうやって手入れすればよいのか分からない」という方のために説明していきたいと思います。

今回用意するものは

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左から

スエードスポンジ(コロンブス)

スエードクリーナー(ブートブラック)

スエードスプレー(ブートブラック)

ヌバックスエード補色ミスト(コロンブス)

以上です

 

ケア前の靴を確認してから、お手入れに入りましょう

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エドワードグリーン

スエードのウエストミンスター

色落ちが少し気になる頃合いです。

 お手入れ開始

汚れ落とし

はじめに豚毛ブラシでほこりを落とします。

(スエードはデリケートですので優しくブラッシングしましょう。)

一通りブラッシングを終えたら、起毛革専用のクリーナーであるブートブラックのスエードクリーナーを全体に吹きかけていきます。(換気の良い場所で行いましょう)

表面が軽く濡れる程度ににスプレーした後、スエードスポンジで優しく汚れを落としてあげます。

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汚れと古いスプレーの色が抜けてスッピン状態になりました。(わかりずらい笑)

補色、栄養補給(色抜けが気になるとき)

「最近、色抜けが気になるなぁ」という方は補色も行いましょう。

今回私はスエード補色ミスト(コーヒー)を使用します。

染色効果が高くてに付くと落ちにくいため必ず付属の手袋を使用しましょう。

また、洋服や壁にかからないように気をつけてください。

補色だけでなく、革の栄養補給もできる優れもので配合されているローズヒップオイルのおかげで、保湿・保革効果があり起毛革をしなやかに保ってくれるようです。

    ローズヒップオイル

アンデス山脈付近の山岳地帯に生息するローズヒップという植物の種子から抽出されるオイルであり、スキンケアにも使用される天然成分です。これまたスエードにも優しそうな感じですね。

というわけで補色ミストを使用すると・・・

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このとおり綺麗なコーヒーブラウンに染まりました。

今回は革の調子を整えるために全体に軽く、色抜けが気になるところ(ヒールやトゥ)にはしっかり目に使用しました。

そして、乾燥するまでしばらく放置しブラッシングもしてあげましょう。

防水

次にブートブラックのスエードスプレー(コーヒー)を吹きかけます。

このスエードスプレーはスエードに防水性を与え、補色効果もあります。

補色ミストを使用しないときにもお手軽に美しい色味を出すことができるので気に入っております。

仕上げにブラッシング

最後に豚毛ブラシで毛並みを整えて出来上がり。

このときも、優しく毛並みに沿ってブラッシングすることを心がけてください。

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いかがでしょうか?

手入れ前に比べると色味と毛並みの美しさが蘇ったように感じます。

最後に

以上で本日のお手入れは終了になります。

スエード靴のメンテナンスは難しいんじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、以外と簡単ですよね。

普段は豚毛ブラシでのブラッシングと防水スプレーを使用していただき、定期的にクリーナーでの汚れ落としと、補色ミストで色褪せ対策を行っていただけると綺麗な状態を維持することができるでしょう。

注意点としては、スエードにはほこりなどの汚れがつきやすいため、こまめにブラッシングを行うこと。(スムースレザーと同様ほこりは革の大敵です)

そして、優しいブラッシングを心がけること。強い摩擦でスエードの毛が抜けてしまうと再生不能ですので大切にしたいところです。

また、汚れや防水スプレーの成分で毛固まってしまった箇所には金属ブラシや、ゴムでできたクレープブラシを使用してほぐしましょう。

そのような場合以外は基本的には豚毛ブラシで事足りると私は考えております。皆様もいろいろ試していただき、ご自身にあったメンテナンスを見つけてください。

ということで本日のお手入れは終了です。

 

それでは皆さん明日も良い1日を

スコッチグレイン専門の修理工房!匠ジャパンで修理

どうも革靴ぐまです

 

スコッチグレインの匠ジャパンでヒールの修理をしましたので報告いたします。

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匠ジャパンとは

スコッチグレインの革靴専門の修理工房で、純正パーツを使用して職人が靴の状況に応じた修理、メンテナンスをしてくれるという特徴があります。

国内革靴ブランドということで、純正のパーツを使用して気軽に修理してもらえるところもスコッチグレインの良いところであります。

修理代金は

ヒール直し3,700円(税別)〜

オールソール9,500円(税別)〜

とリーズナブルなところも魅力ですね

ヒールの状況

今回修理に出したのはスコッチグレインのインペリアルⅡツーシーム

まだ一度もヒール交換をした事がないのですがかかとの状況はこんな感じ

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かかとの外側が結構減ってしまっております。

修理の目安としてはヒールの黒いゴム部分が削れ、積み上げ(画像では茶色い部分)に到達する直前がベストだと思います。

この靴はまだ積み上げまで少し余裕があるので履けないこともないのですが、足を着地した時のバランスが少し気になるのと、2年近く履き続けているということもあり、メンテナンスがてらヒール交換をお願いすることにしました。

お金はかかりますが、修理は余裕を持って出した方が良いと思います。(積み上げ部分まで削れてしまうと、結局、追加料金もかかってしまいますしね・・・)

 

 靴の持ち込み

スコッチグレイン銀座本店に修理に持っていくと

お店の方が革靴の状態を見ながら「ソールの前の方はまだ薄くなってませんので、今回はヒールの交換のみで大丈夫そうですね。」

と行った感じで一通りチェックしてくれます。他にもダメージの大きいところがあれば、教えてくださるようなので安心感があります。

修理は預けてから大体1ヶ月ちょいかかるようです。

町の靴修理屋さんより長くかかるのですが、じっくり時間をかけて修理してくれる証拠ですので我慢です。

ちなみに、お忙しい方は お店に直接行かなくても修理を依頼できるようですので、そちらがオススメでございます。

 

修理完了!靴の受け取り

・・・そして1ヶ月後

修理完了の電話をいただき受け取りに行きましたところ、修理内容の確認と靴の状況を丁寧に説明をしてれます。

ヒールの修理

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綺麗に復活しております。これでまた安心して履くことができると思います。

どうやらコバ周りも綺麗にヤスリで整えてくれているようでまるで、購入したときの姿で戻ってきたようでとても満足です。

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修理以外のサービス

更に

かかとの中敷交換

靴紐交換

靴磨き

も一緒にやっていただいたようです。すべてヒール修理の料金でやってくださるのでコスパがとてつもなく良いと思います。すごいぞ匠ジャパン!

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スコッチグレインは修理もコスパ最強だと感じました。

 

感想

ということで今回はスコッチグレインの匠ジャパンでヒールの交換をしてみました。

修理内容の仕上がりはとても綺麗で、さすがスコッチグレイン専門の修理工房といったところ。

純正パーツを使用してくれるところも嬉しいですし、靴紐と中敷の交換やワックスで磨いて返してくれる細かい気遣いが町の修理屋さんとは違うポイントだと思います。

その上、修理代金も安いことが驚きで、スコッチグレインのコストパフォーマンスの良さを更に高めてくれると感じます。

スコッチグレインの革靴を履いている方は是非匠ジャパンで修理していただきたいと思います。

 

ヒールのすり減りはエレベーターや階段などで以外と目立ってしまうところでもあります。せっかく良い靴を履いているのに、こういった点で減点を食らうことはよくあります。そして、気をつけてさえいれば周りに悪印象を与えることを避けられますので、皆さんもご注意ください。

 

 それでは皆様明日も良い1日を 

革靴のカビ対策に!モールドクリーナーを使ってみました。

どうも革靴ぐまです

 

今回は革靴のカビ対策のお手入れを行なっていきたいと思います。

私が用意したのはこれ!

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Mモウブレイのモールドクリーナー(ラージ)300ml 4320円(税込)

通常サイズは100ml 2160円(税込)ですのでラージサイズが割安。

カビ防止から除去までできてしまう革靴好きの強い見方でございます。

 

モールドクリーナーの特徴

主成分として、除菌力が高い有機ヨードが使用されており、カビの表面を覆っている細胞膜を壊して除菌してくれるようです。
有機ヨード

海藻などに含まれる天然成分であり、高い除菌力を持ちながら革製品にも安心して使用できるスグレモノ。

 

カビ対策に関しては

一般のアルコール系の除菌スプレーよりも、効果の持続性が高いこと。

一般に市販されている塩素系の強力なカビ取り剤だとだとレザーにダメージや悪影響を残してしまうため、革靴への使用は抵抗がある。

以上2点の理由から、モールドクリーナーなど革靴用のカビ対策スプレーを使用することをお勧めいたします。

 

 

お手入れ前に私の方の状況をお伝えします

(閲覧注意!)

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セミブローグのシャインオアレイン

最近大活躍だったこの靴ですが、悲しいことにインソールにカビが生えてしまったのです。

.・・・雨の日が続き、乾燥させるスパンが短かったのと雨に濡れた後の対応が不十分であったことが重なりこのザマです。まさに一生の不覚!

でも、白カビや緑カビは症状としては軽いようでしたので少し安心しました。

(黒カビや赤カビは重症で、専門家に見てもらった方が良いようなのでご注意を。)

早めに取り除いて適切に処置してあげればきっと復活してくれるはずです。

 

モールドクリーナー実践

表面についたカビを除去する

靴の内部を清掃しやすいように、靴紐を外しましょう。

そして、使用法にも記載されておりますが、作業前に必ずマスクをして屋外で使用するようにしましょう。

カビを吸ってしまうと体に良くありませんのでご注意ください。

次に、乾いた布で革の表面についたカビを取り除きます。場合によっては、歯ブラシなども使いやすくて良いと思いますので状況に応じて道具を選びましょう。

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この時点で思ったより綺麗になりましたが、乾拭きだけでカビが取りきれないようならモールドクリーナーで布を少し湿らせて拭いてもらうと綺麗になると思います。

モールドクリーナーをスプレー

カビの生えていたインソールにモールドクリーナーを吹き付けます。靴内部の全体に薄く行き渡るよう意識してください。

モールドクリーナーを適量吹き付けた後は、また乾いた布で軽く拭いていきます。

つま先の奥まで指が届かない場合は、割り箸など棒状のものに布を巻き付けゴムで縛れば丁度良いお掃除道具が簡単に作れると思いますので、お家にあるもので適宜対応していただけると良いでしょう。

そして、余分なモールドクリーナーが拭き取れたら、あとは風通しのよい場所で陰干しするだけでOKです。

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写真は乾拭きが終わった後の状況ですが、説明の記載どおりこのまま一週間ほど乾かしてあげたいと思います。一定期間乾かすことにより、カビの菌を減らし、モールドクリーナーの臭いを取ることができるようです。

その後の経過も報告したいと思います。

感想

思ったより作業が簡単で、気軽にカビのケアができることがとても魅力的に感じました。カビ予防のために、雨用の靴には定期的にモールドクリーナーを使ってみようかと思います。

モールドクリーナーにはカビ除去の効果もあるのですが、こういうのは予防をきっちりやっていくことが一番でございます。 

ついつい、アッパーのお手入れを重点的にやってしまいがちですが、革靴の内部は汗はもちろん靴下の繊維やホコリなどが溜まることによって、かなり汚れやすい場所であります。

大切な靴をカビで台無しにしてしまう前に、革靴内部のお手入れも怠らないようにしたいところですね。

湿気対策グッズ

最後にそのほかの湿気対策としてこんなものもおススメです。

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シダードライ 1620円(税込)

シダーチップが詰まっており、革靴に差し込むだけで除湿と消臭の効果が期待できます。更に繰り返し使用できることころも魅力的でございます。

 

ということで本日はカビのお掃除と湿気対策についてのお話でした。

 

それでは皆様明日も良い1日を

クレム1925

どうも革靴ぐまです

 

本日はフランスのシューケアブランド

サフィールの高級ライン、サフィールノアール

クレム1925をご紹介したいと思います

目次

クレム1925 

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クレム1925ブラック

 75mlで2000円の高級クリームでございます。

カラーバリエーションも14種類程あるようです。

 

やはり高級クリームだけあって容器からも格式高さや重厚感が漂っております。

容器の角張り具合とロゴのデザインがとてもお洒落で、流石フランスのブランドといったところでしょうか。

蓋を開けてみると、驚くべきクリームの滑らかさと軽やかさ!指に取ったときのふんわりとした感触が印象的。

香りも爽やかな感じで悪くないですが、近づきすぎるとやっぱりツーンとしますのでご注意を。

 

クレム1925の特徴

さてこのクレム1925ですが調べてみると

水が含まれない油性クリーム(防水性)

光沢、補色、栄養、保革・保湿効果

などなどレザーコンディションを整えるうえで、とても良さそうな効果が一瓶に詰まっている感じでございます。

天然成分のみで構成されているようでして、本体裏には以下の成分が表示されております。

私には聞き馴染みのないものばかりでしたので、これまたざっと調べてみると

・高級ビーズワックス

蜜蝋とも呼ばれ、ミツバチが巣を作るときに作る蝋であり、革製品に保湿効果と柔軟性を与える効果があるそうです。この特性から古くからスキンケアに使用されていたとのこと。

・カルナバワックス

カルナバワックスは南米に生息するカルナバ椰子の葉から分泌される樹液から作られる成分で、艶出しのワックスとして車にも使用されるそうです。

・シアバター

アフリカに生息するシアの木種子から採れる植物性の脂肪であり、広く美容に使用され、肌にとると体温で溶けることからバターと呼ばれている。

高い保湿性と馴染みの良さが特徴だそうです。

 

なんと!革靴にとっては、至れり尽くせりのクリームではないでしょうか!

と使用する前からサフィールさんのこだわりに感心させられますね笑

そして、補色効果も高いとお店の方からお話を聞いておりますので、そこにも注目していきたいところです。

 

クレム1925を使用する

さて、実際にクレム1925で革靴のお手入れをしていきたいと思います。

本日お手入れする靴はこちら

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チャーチのフルブローグチェットウィンド

パーフォレーションの美しさとコバの張り出し具合が絶妙なバランスでお気に入りです。

靴紐を外しシューツリーを入れることをお忘れなく

汚れを落とす 

いつもどおり、馬毛ブラシでホコリを落とし古いクリームを落としていきます。

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綺麗なすっぴん状態になりました。

 クレム1925を塗り込む

私は指で塗っていきます。シアバター配合の効果か指に取るとトロッといい感じに溶けてくれるので塗りのばしやすいです。

クリームがスルーっと革の表面を滑っていく感触と、その直後に革の内部にスッと吸収されていく感じに驚きました。この馴染みの良さはシアバターの効果でしょうか。

水の含まれていない油性クリームであることを忘れてしまいます。

その後、5分間経過するのを待ってください。これは瓶にも記されておりますのでおとなしく従っておきましょう。

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ふむふむ、少しムラがありますが、よい曇り具合ではないでしょうか。

そろそろ5分経ったし、成分が浸透したかなーというところで

 

ブラッシング

豚毛ブラシを使用して磨いてみます。

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全体に美しい光沢がでてきました。

触れてみた感じもモチっとして革が元気になった様子です。

 

クロスで磨く→光らせてみよう

ブラッシング後、クロスで磨いて余分なクリームを拭き取りました。

クレム1925は油性クリームであり、塗り重ねて鏡面磨きをしている人を見かけましたので、私も少しだけ試したいと思います。

ということで、トゥにだけ優しくクレム1925を塗り重ねて、湿ったクロスで地道に磨きます。

その結果

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やはりクレムだけでも光りましたー(少しだけ笑)

そして、いつもより深いブラックの光沢に仕上がり、風格が増したように感じます。

腕は必要かもしれませんが、頑張って時間をかければ鏡面まで持っていけそうですね。

 

感想

使用感

使ってみて一番印象に残っているのは、クリームを指に取ったときのフワッと軽い感触と、伸びの良さと浸透性でした。

 私が使用したことのある他のクリームとは全然違うので、とても楽しくお手入れすることができました。

仕上がり

 モチっとした触り心地に仕上がったので、栄養と保湿に関してはたしかによいと思いました。クレム1925一本であらゆる効果が期待できるので靴磨き職人がオススメする理由も理解できます。

さらに、補色の観点からも効果が高いと感じました。全体としても美しい黒に仕上がりましたが、重ね塗りして水で磨いたたトゥが特にお気に入り。

濃く深い黒で男らしさを表現したいときに是非使いたい、クレム1925ブラックといった感じ

カラーバリーションも14色程展開されているようなので他の色にも期待。

しかし、クレムだけで鏡面磨きをするには技術と時間が必要になってきそうです。(鏡面磨きをするには当たり前ですが)

私もクレムの使用に慣れ、時間のあるときにチャレンジしたいと思います。

 

そして、高い補色効果があるということで、黒靴以外に使用するときには慎重にカラーを選ぶ必要があると思われますので、注意していきたいところです。

 

というわけでクレム1925を使ってお手入れしてみました。本日はここまで!

 

それでは皆さん明日も良い1日を

アーティストパレット

革靴ご紹介

本日は有名シューケアメーカー

コロンブスのジャパンメイドブランド

ブートブラックシリーズのクリーム

アーティストパレットを紹介したいと思います

目次

アーティストパレット

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価格は1瓶35gで2,000円と少しお高い感じですが、

お洒落なフォルムの瓶に詰められた滑らかなクリームからは、ふんわりと心地よい香りが漂っております。

でも鼻を近づけすぎると、やはり有機溶剤系のきつめな匂いがしますので、皆さん香りを確かめる際は理科の実験よろしく慎重に(手で仰ぐやつ)

私が持っているのはブラックとチェスナットの2種類ですが、カラーバリエーションが豊富ですので皆さんもお好きなカラーを探してみてください。

 

アーティストパレットの特徴

このクリームについての公式の説明をなんとなく読んでみると

水を含まない油性クリーム

保革効果の高いアルガンオイル配合

透明性の高い仕上がり

油性クリームなので防水効果あり

などなど記載されております

アルガンオイルって何?

と私のように思われた方がきっといらっしゃるでしょう。軽く調べてみました。

色々情報があったのですが、かいつまんで説明すると、

モロッコに生えているアルガンツリーの実から作られるもので、大量の実から少量しか作ることができないので、とても貴重なものであります。

そして、アンチエイジング、保湿、化粧水の浸透性を高めるなど様々なお肌に良い効果があるため女性に人気の美容オイルです。

・・・なんだか、自分のブログが革靴ブログであることを忘れそうになってきましたが、靴に使用される革も元々は動物のお肌です。

革靴の手入れにも最適な成分かもしれないと思えてきました。貴重なオイルを革靴に使用するなんて少し贅沢な気分ですが、私どもにとって革靴は自らの身体の一部でございますので、当たり前といえば当たり前ですね笑

 

まとめますと、水を使用しない油性クリームでありながらアルガンオイルを使用することにより浸透性が高く、革の栄養補給がと防水効果が得られると言うことでありましょうか

と素人なりの解釈をしてみましたが、百聞は一見にしかずということで、さっそく磨き作業に取り掛かります

アーティストパレットを使用する

作業の手順としては簡単そうです

乳化性クリーム+油性ポリッシュで行なっていた作業が

アーティストパレット一本で済んでしまう感じ。さっそく始めていきましょう。

本日お手入れする靴はこちら

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スコッチグレインのストレートチップ

お手入れ前に靴紐を外してシューツリーを入れるのを忘れないでください。

汚れを落とす

馬毛ブラシでホコリ落とし→ローションで汚れと古いワックスを落とします

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ここまではいつもどおりの手順です。(見事にスッピンになりました)

アーティストパレットを塗り込む

公式の動画では、クロスに少量のアーティストパレットを付けて靴全体に広げていましたので、私も同じように行います。(いつもクリームは指で塗るので少し難しい)

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薄く少しずつ塗り伸ばしていきますと、いい感じにクリームが浸透し革全体が潤ってきた気がします。このとき、ブラッシングは不要のようです。

湿ったクロスで磨く

少し曇りが出てきたので、クロスを水で少し湿らせ磨いていきます。

 少し磨いてみると、美しいツヤが出始めました。

アーティストパレットは油性クリームなので、トゥなど光らせたいところは

アーティストパレット→湿った布で磨くを繰り返し何度か塗り重ねていくことで鏡面っぽく仕上げることもできます。

今回私は3度くらい繰り返して、出来上がり

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自然な仕上がりです。いい感じではないでしょうか。

これぐらいの光沢であれば、ピカピカの厚化粧が好きでない方にもオススメなナチュラルメイクでございます。もちろんもっと光らせることもできそうです。

 

感想

今回アーティストパレットを使用してみましたが、手順もアーティストパレットを塗り伸ばし、湿らしたクロスで磨く作業を繰り返すだけなのでシンプルで簡単でした。

また、仕上がりも革本来の表情が感じられるナチュラルな光沢が特徴的で、仕事用の革靴たちに使っていきたいと思います。

カラーが豊富ということで、他の色も色々試してみたいところです。

ものすごく個人的な感想を言うと、クロスでクリームを塗るのが難しかった。左は頑張ってみましたが、右足は指で塗り伸ばしてみたところかなり早く仕上がりました。笑

これは、アーティストパレットの感想ではないですが、靴磨きの方法はやはり人それぞれですので、皆さんも自分にあったお手入れ法を見つけてていただけるといいと思います。答えが一つだけではないところがどこか学問的で面白いところでもありますね。

というわけで本日はアーティストパレットをご紹介いたしました。

 

それでは皆さん明日も良い1日を

FOX UMBRELLASで気分は英国紳士

どうも革靴ぐまです

 

本日はお気に入りの傘について紹介したいと思います

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フォックスアンブレラの傘です。ハンドルはバイオリンなどにも使用される素材のメイプル

 

フォックスアンブレラとは有名なイギリスブランドであり、英国傘といったら一番に名前が上がるほどの老舗です

この画像の他にも定番のマラッカハンドルからシルバーのアニマルハンドルまでの様々な素材とデザインのハンドルがあり、どれも素敵な雰囲気を醸し出しております

このスタイリッシュな細巻きが特徴、とても美しいですよね

 

まるでステッキのようですが、昔の英国紳士は細巻きの傘をステッキの代わりに持っていたそうで、多少の雨では刺さなかったと聞いたことがあります。さしてしまうと細く巻いた傘が解けてしまいますもんね、ジェントルマンのこだわりを感じます

私、購入当初はこの細巻きがうまくできなかったのですが、使用しているうちに少しは上達したのではないかと思います。

巻き方についてもそのうちアップしたいと思います

 

開いた姿ももちろん美しいですよ(使用感があって申し訳ありません)

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値段は少し高めではありますが、修理することによってずっと使うことができる一生ものです

傘にもこだわりたいという方にはオススメの一本です

お店の人曰くハンドル部を紛失しない限り修理できるので、ハンドルだけは何とか死守してくださいとのことです笑

皆さんもどんなに酔っ払おうとフォックスのハンドルは無くさないでくださいね

 

そして、なにやら定期的にフォックスアンブレラのオーダー会なるものを開催しているという情報を伺いましたので是非とも見学に行って皆様にも情報をお伝えしたいと思います

ということで本日はフォックスアンブレラの傘についてのお話でした

 

それでは皆さん明日も良い1日を

ストレートチップ

どうも革靴ぐまです

 

今回は革靴のデザインについて紹介したいと思います

 

本日のテーマはストレートチップ

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ストレートチップとは靴のつま先部分(トゥ)に横一文字のラインが入ったデザインで、キャップトゥとも呼ばれます、特に内羽根式のストレートチップは格式的に最もフォーマルな革靴であります

それでは詳しく見ていきましょう

目次

着用シーン

冠婚葬祭の場では黒の内羽根ストレートチップを履いていれば、まず間違いはないでしょう

また、一番お堅いイメージのストレートチップですので、ビジネスシーンでも重宝されます

大切な取引先へ伺う際にも(特に目上の方とお会いするとき)こいつで足元は固めておきたいところです

さらに、カジュアルスタイルと合わせる上級者の方もいらっしゃるようで(私はまだチャレンジしてませんが)、活躍の場がとても広く頼りになる相棒になること間違いなしです

 と言うわけで様々なシーンで出番が多い靴でありますので、大切な場面で履く機会も比較的多くなると思われます

このデザインについては是非とも一生履けるような上質な物をワードローブに用意しておきたいところです

 

デザイン

デザイン自体も飽きのこないシンプルかつ完成された雰囲気を感じることができます

そして、同じストレートチップでも形状や色味によって全く違った印象を与えてくれます

 

トゥの形状

・ロングノーズと呼ばれる捨て寸の長めのトゥですと、シャープでスタイリッシュなイメージで、少し前に流行っていた細身のスーツなんかに良く合います

・丸みが強いラウンドトゥと呼ばれるものであれば、クラッシックかつ可愛い印象を受けます

ラウンドトゥは 時代を超える普遍的なスタイルでもありますので長く履くことを前提とするならば、オススメであります

百貨店の靴売り場などで、その違いを感じながらブラブラすることが私の趣味のひとつです笑

 

内羽根式と外羽根式

・内羽根式とは、靴紐を通す穴(アイレット)が甲の革と一体になっているものを言いバラモラルとも呼ばれます、着用シーンのところでも少し触れましたが、内羽根式のストレートチップはフォーマル度が高いデザインになります

どこか気品を感じるようなエレガントな足元を演出してくれるでしょう

ジョンロブのシティⅡ

エドワードグリーンのチェルシー

チャーチのコンサル

などなど、国内外の有名革靴メーカーでも必ずと言っていいほど名作が見られるのも内羽根ストレートの特徴と言えるでしょう(今あげたのは英国靴ばかりですが)

どのメーカーもTheドレスシューズ的な存在の内羽根ストレートチップには力を入れているのだと思います

・ダービーまたは、ブルーチァーとも呼ばれる外羽根式のストレートチップはアイレット部分が甲の革に縫い付けられているものであり、内羽根に比べるとフォーマル度は少し下がりスポーティなイメージが強くなります

外回りでよく歩く方は長い時間を歩きますと、足がむくんで靴がきつく感じる時があると思いますが、羽根が開きやすく靴紐によるサイズ調整が効きやすいという特徴を持つ外羽根式は最適ではないでしょうか

 

色味による違い 

・黒のストレートチップは革靴の基本と言ってもいいくらい汎用性が高く、なによりスーツスタイルの足元を引き締めてくれます

スーツの本場あるイギリスのビジネスマンは黒い革靴しか履かないと言われるほどビジネスシーンにマッチするのです(これは昔の話だと思いますが笑)

・茶系のストレートチップは足元に少し変化が欲しい時には最適ではないでしょうか

会社のドレスコードでフルブローグなど装飾の施されたデザインが難しようでしたらダークブラウンのストレートチップで気分を変えてみるのもありかもしれません

 

最後に

内羽根ストレートチップを1足必ず手に入れましょう。

とこんな感じで本日はストレートチップについてお話しさせていただきましたが、少しずつ他のデザインについても紹介させていただき、最終的に図鑑コンプリート!みたいな感じでコツコツやっていきたいと思います。

鎌倉シャツのパターンオーダーシャツベーシックフェア

 どうも革靴ぐまです

 

私は鎌倉シャツさんのワイシャツを愛用しておりますが、この間お店にぶらっと入った時に目に入った広告

に「もっと気軽にオーダーシャツ」の文字が

 

内容を確認すると、パターンオーダーシャツ

9,800円(税込10,584円)の生地が対象で

二枚で15,800円(税込17,064円)になる

とのことでした(税別)

4,000円程安くなるのでお得ですね

やはり、ワイシャツもオーダーの方が動きやすかったり長持ちするのでしょうか?

実は私、ワイシャツは既製品しか着てないのでこの際試してみるしかないですね!

 

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ちょうど5000円分のクーポンと交換できる鎌倉シャツのポイントもたまっており、最近買い物しすぎた革靴ぐまにとってはまたとない好機でございます

 

基本のサイズはいつも来ているシャツで分かるので、ネットで完結するならそのまま注文してしまおうと思いつつ

まず、お家で鎌倉シャツさんのホームページで生地を探してみました

人気なのかsold outの文字が結構あって少し焦りますが、生地選びは大切な選択ですので、慎重に

英国生地が気に入ったのですが、12,960円ということでフェア対象外

今回はパターンオーダーのベーシックフェアということで割引対象の生地を探します

すると、いい感じのブルーストライプが見つかりました

そして、もう一枚は爽やかなサックスブルー系の生地を見つけましたので

決定!いずれもイタリアの生地のようです

では次へ進みます

 

シャツの形状を選ぶ

 

 

シャツの形状は

・スリムフィット

・クラシックフィット

・NYスリムフィット

・NYクラシックフィット

 

などがあり、それぞれのボタンダウンも選択できるようでした

 

私はスリムフィットを多く持っているので今回はクラシックを選び(お腹周りが気になる年頃ですので)次に進みます

 

襟型を選ぶ

 

選択肢は

・セミスプレッド

・スプレッド

・カッタウェイ

・ボタンダウン

・タブ

・ラウンド

・ピンホール

私が選んだのはタブカラー

ネクタイを立体的に見せることが出来るため、前々から試してみたいと思っておりました

それにせっかくのパターンオーダーですし、既製品であまり見ないものが良いですね

 

カフスを選ぶ

 

そして、カフス選択画面では

 

・シングルカフス

・フレンチカフス(ダブルカフス。カフスボタンで留めるタイプ)

・コンバーチブルカフス(ボタン、カフスボタン両方使えるタイプ)

の種類が選べ、さらにここでクレリック仕様も選択できます

 

 

私はクレリック仕様のシングルカフスを選択しました

ここもオーダー感を出したかったのです笑

さらに次に進んでいくと

 

サイズを選ぶ

 

って、あれ?

なんか、すごく細かく数字を入れるところがあります

・・・まぁそうですよね、だってオーダーなんだもん

ネットでの注文は以前にパターンオーダーを注文してサイズが詳細に分かる人向けなのかもしれません

基本サイズは分かるのであとは標準に合わせようかとも思いましたが、せっかく身体にジャストサイズのものが作れるかもしれないのに、妥協することはできん!

といことで、店舗へ行こう!私はいそいそと駅へ向かいます

思い立ったが吉日

もうその時の私の物欲を止めるものは何もなかった・・・かに思われました

 

電車の中である文言を見るまでは

「フェア対象生地はクーポンをご利用いただくことが出来かねます。」

とホームページにバッチリ記載されておりました

あら、クーポン使えないじゃん!

このとき私の燃え盛っていた物欲は消滅し、気付くと自宅方面行きの電車に乗っておりました笑(ケチくさくてスミマセン)

 

フェアとクーポンが併用できないのであれば、フェア対象外の気に入った英国生地で作りたいですもの

別に今日じゃなくてもいいのでじっくり考える事にしました

 

そんんなこんなで本日は思いとどまりましたが、近々鎌倉シャツさんのパターンオーダーにチャレンジしてみたいと思いますので、興味のあるかたはお楽しみにー

ということで本日はここまで

 

それでは皆さん明日も良い1日を